換気性能の基準を語る以前に、現在の建築基準法では、原則として、
機械換気設備の設置が義務付けられます。
簡単に説明すると、住宅の居室には、換気回数0.5回/h以上の機械換気設備
(いわゆる24時間換気システム等)の設置が必要となります。
天井高によって異なりますが、詳しい内容はと直接ご質問を承ります。
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建築確認申請時に添付する書類は、
換気機材のカタログ数値(機器メーカーからのデーター)で判断されています。
ここに落とし穴が・・・
普通に考えてください。
まず、換気機器を動かす時に、窓は空いているのは?窓は閉まっているのかは?です。
閉まっているとの過程で、その事を記載する項目はありません。
もう1つ問題が・・・
建物の隙間(気密性能)も記載する項目もありません。
仮にに窓がすべて閉まっていても、建物は隙間(気密)が家によって異なります。
隙間(気密性能が低い)が多い家は、換気機材がなくても自然に風が出入り(自然換気)しています。
逆に、隙間(気密性能が高い)が少ない家では、隙間の多い家と違い隙間風は入ってこないので、換気機材にて換気をしないと換気が出来ません。
それだけ建物の隙間(気密性能)が違う家できっちり換気が出来ているのかを測る事は出来ないです。
なぜ、これだけ大切な気密性能が無視されているのかの原因は、
隙間(気密性能)が、省エネ基準に含まれてないから誰もその事に触れない
省エネ基準においては、1999年施工の次世代省エネ基準ではC値は項目に含まれていたのに、
2012年施行の改正省エネ基準では削除される
事から、省エネ基準を決めている内容がおかしいです。
お役所だけでなく、建築に携わっている人でも隙間(気密性能)に触れない、知らないのが現状です。
気密性能の詳しい内容は、こちらをクリックして確認お願いします。
目に見えない空気が入れ替わり換気出来ているか知る事は不可能です。
匂いでわかる・・・と思われるかと思いますが、換気が出来ているかを調べる為に、
室内に居て匂いが変わっているかを確認しようとしても、長い時間いると鼻がマヒして感じれないです。
換気がきっちり出来ているかを知るには、
必ず建物の気密測定をする
気密測定をした数値で換気部材がどれだけ換気能力があるのかをチェックすればあて程度はわかります。
今回はここまで。
次回は、換気システムの種類に付いてのお話をさせて頂きます。
換気にご興味を持たれた方は、お気軽にお尋ねください。
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